イギリスのEU離脱問題で…

2016.06.26 政治・経済

先日のイギリスのEU離脱問題で、国民投票でEU離脱側の勝利でしたね。

 

 

僅差の争いでしたが、一時は離脱阻止派の勝利だろうとの話しも出てたので、市場では離脱側の勝利のショックが大きくて日経平均も1000円以上の下落、為替も一時1ドル100円を割り込んだりと、相当な混乱になりました。

 

 

正直、この件は事前に国民投票があること、それが僅差の争いであったことなど、みんな事前に2パターンのシュミレーションは可能であった話ではありますので、その割に市場は相当な混乱だなというのが率直な感想です。

 

 

 

一時的には株価の反発もあるでしょうが、今回のイギリスのEU離脱によりこれによって起こってくる、他のEU諸国の中でのイギリスに続く離脱問題の発生の可能性は既に報道されてますから、こういう問題を長期的に市場は織り込んでいくのでしょうが、これからしばらくは日本は円高圧力と戦っていかないといけなくなり、これは円高=株安の流れになりやすいということです。

 

 

 

前々から話してますが、株価が下落しますとその後に不動産下落につながります。

 

 

 

既に不動産の動きはちょっとずつ悪くなってきていると思いますが、やはり今年は経済的にかなりの変化の一年になりそうです。

 

 

 

ここまでは、正直予測が出来る流れです。

 

 

 

日本の輸出企業は、今年は想定為替レートは1ドル105円~115円に設定しているはずですから、これからゆっくり各企業は下方修正の予測を出していくようになるはずです。

 

 

 

投資をする側的には、1ドル100円より円高局面になってくると、株価も下落して海外からの投資もしぼみやすくなり、会社の権利を安く買える可能性が、少しずつ仕上がってくると思います。

 

 

 

正直今買って長期的に大きな利益を出していくには、株価はまだ高いと思います。

 

 

 

ほんとの混乱は、このような経済のダムに亀裂が入っているときに、昔で言えば山一証券やリーマンブラザーズの経営破たんみたいに、傷に塩を塗るような、ある日突然大きな出来事が起こったとき時だと思います。

 

 

 

そういう出来事が起きたとき…

 

 

 

投資の準備している人はチャンスがあると思います。

 

 

 

今年は流れは変わってきていますから、投資に興味がある人は、いまからそういう準備をしておくと面白いと思いますよ♪