変化の足音が聞こえてきた!

2016.01.16 政治・経済

正月明けから、世界株安により日経平均も下落しておりますね。
今回は原油価格の下落から、原油産出国の原油を売った時の受け取り価格が、ピークの1バレル=120ドルから、1バレル=30ドル割れになり、ピークの約4分の1に落ち込んでます。
 

上記の状況よりも今の状況は悪化しており、ノルウェーの政府系ファンド(SWF)など、原油産出国の政府系ファンドの運用資産の取り崩しは継続されることは間違いないと思います。
前までは、原油高で原油を高く売り、国家予算以外に余ったオイルマネーが世界の株式市場に流れ込んでましたが、今度は原油が安くなり、国家予算が足りなくなり、国家予算の不足分を補う為、株式資産の売却に走ってます。
原油価格が下がれば下がるほど不足の国家予算額は多くなり、株価が下がれば下がるほど売らないといけない保有してる株式枚数は多くなります。 (そうすると株価の下げがきつくなります。)
昨年から始まってたんでしょうが、今年に入って明らかに見える部分でも流れが変わってきてるようです。
正直これだけなら良いのですが、株式が暴落しますと世界中が蓋をしてる問題が、噴出してしまう可能性が高くなります。
特に金融の流れは世界中繋がってますから、1つが決壊すると溢れた水を支えきれない所が出てきます。
今までの逆流の始まりなのかもしれませんが、違った見方をすればチャンスにも変えられるはずです。
まだまだ今の値段では買い手からは旨みはないでしょうが、今のうちに勉強しながら今後暴落してくれたら、株式や不動産をしっかりした安値で買える機会もくるかもしれません。
今後円高が続けば、日本の企業も下方修正から株価下落の流れの企業は多く出てくると思います。
下落が続けば、上場企業の保有株式や不動産の評価損も出てくるでしょう。
不動産の融資抑制は、時間差で後から出てくると思います。
まだ投資をされていない人は、ほんの少しだけでも投資して市場を見てるだけでも、市場の怖い部分を経験出来る、得る経験が多い密度の高い一年になるかもしれませんね♪
悲観的なことを書いてますが、準備さえ出来ればチャンスに向かってるということですよ♪