お金の価値とお金の働き場所。

2015.12.15 ビジネス

お金の働き場所の話の前に、お金の価値についてお話させてもらいます。
まず結論からいいますと、お金はお国のお墨付きがある信用を数値化したものです。
お米を野菜に交換したり、お魚をお肉と物々交換したり、商品と商品を効率よく交換できれば良いのですが、なかなか効率よくは交換は出来ないですよね?
そういう不便なやり取りをしないで良い様に、国がお墨付きを付けてお金を発行して、肉屋さんも肉を売ったお金でお米やお魚が買えるように、お魚屋さんも牛乳や砂糖など買えるように、お金に信用を数値化して利便性を高めているわけです。
ちょっと考えたらわかると思いますが、1000円を作る費用と、10000円を作る費用は10倍も差があるわけありませんよね。
お金というのは、国の信用によって成り立ってます。
国の信用が無くなれば、せいぜい紙幣の製造原価は20円程度ですから、借金をし続けて、返済もいい加減にしながら紙幣を国の私利私欲で刷り続ければ、国内では10000円は10000円ですが、外国のお金に換えたい時に価値を認めてもらえなくなります。
そうならないように、国は税収を確保し、国債の利払いを守り、国の借金を増やし過ぎないようにしながら、国の運営が大丈夫だと国民や対外的にも認めさせておかないといけないのです。
そうしないと、円が信用されなくなり、円は持っててもどんどん価値が落ちるからと、お金はドルで保有しようとしたり、どこかの国みたいに他の通貨や物に換金しようとする動きになってしまいます。
今の日本は、日本円に対して絶対的な信用があるから?経済活動や生活がスムーズに行われています。
投資というのは、この皆さんが保有している日本円が、来年1ドル80円になると思えば、世界基準で考えると円で保有する価値は大いにあると思います。
円高になると、相対的にある程度の日本株式は値下がりしますから、結果的に円高になると株式を安く購入出来ることになります。
ただお金は、銀行に置いておくだけでは全然働かないし、そんな労働して稼いだお金が怠けてるのは嫌だと思うようになれば、そこからがお金の就職先を探していくスタートになります。
「お金の就職先」「お金の働き場所」これを探してお金を送り出してあげることが、投資というものだと思います。
不動産投資は、不動産に働かせて賃料収入を得て、現金で保有するより多くのリターンを得るビジネスモデルです。
弊社は、お金をコンテナと仕組みに投資して、お客様の利便性を高めることで、賃料収入というリターンを得て運営を成り立たせております。
こういう選択肢は多少資金を必要とはしますが、少しずつ出来るお金の働き場所として株式投資というものがあります。
私は働いている方の場合、上記の不動産投資をいきなりやるよりは、小額からスタートできる株式投資からのほうが資産運用のスタートとしては、投資に慣れるには良いのではないかと思っております。
不動産投資を考える上で、こちらの未来に向けた人口変化率を見たら、50年後の不動産経営は1億2000万人から8000万人への減少予測です。率直に大変ですね…
https://www.stat.go.jp/data/nihon/zuhyou/n150200100.xls
私は先を考えると、少ない利回りに対して大きな借入れしてまで、今の融資過剰でライバルが多い住居系の不動産ビジネスはやりたくないです。
ではトランクルームは大丈夫なのか?
だからこそ住居系もトランクルームも安全域を高める利回りが凄く大事だと思います。 
30年後はどのビジネスも予測は不可能ですが、5年後であればある程度の想像くらいは出来ます。
ビジネスをやる場合、5年くらいである程度の資金の回収出来るかどうかというのは、1つの目安ではないでしょうか?
いろんなリスクや得られる利益を予測して、どのタイミングでどういうビジネスや投資活動を行なうかが凄く重要です。
今度は株式投資に関して書いてみますね♪