不動産投資がブームですが…
不動産投資がブームですが、不動産向け新規融資が2014年度が10兆円を超えて1989年のバブル期、リーマンショック前の2007年に並んだと報じられ(金融庁、地銀の監視強化)と書かれてます。
新規融資は
銀行が約10兆円
信用金庫が約2兆円
不動産の利回りは、4~5年前からしたら相当低下しております。
例えば数年前に1億の物件で利回り10%の物件を取得してるとしたら、都心なら6~7%での売却も十分可能だと思います。
利回り6%なら、単純計算で、1億6666万円
利回り7%なら、単純計算で、1億4285万円
空室リスクや今後の修繕費などを考えたら、売却するにはちょうどよい時期ではないでしょうか?
正直どのタイミングで、金融の引き締めに入るかわかりませんが、今投資用不動産を買われてる方の利回りは低いケースが多いと思われ、たとえ表面利回り8%でも、空室が複数出て修繕費が発生するだけで徐々にキャッシュフローが回らなくなると思います。
フルローンや大きな借入れで、キャッシュフローが回らない物件を保有し続けるのは難しく、この2年くらいで物件取得されてる方は物件売却に動く方も出てくるのではないでしょうか?
物件売却が増え、金融機関の融資の引き締めが起こってくると、物件取得に頭金2~3割を求められる可能性もあり、そうなると今みたいに不動産投資への参加者がいなくなりますから、売却者増、購入者減で自然と物件価格の下落が起こりえます。
金融機関は、いつの時代も、融資に活発な時期、融資を引き締める時期は横並びです。
リーマンショックの時も、引き潮は早かったですし、次の引き締め時も引き潮は早いと思います。
株も不動産も、結局はインカムゲインの(株は1株純資産や1株益)利回りが重要だと思います。
利回りが高いと、回収速度も速くそれに伴い安全域も高くなりますし、売却を考えて無くても、今みたいにそういうタイミングが来たときの売却益は結果大きくなります。
こうやって、未知の予測をお話してますが、不動産投資や株式投資をされてる方は、当たっても外れても、世の中の流れや空気を感じ取ることは重要な事です。
私は集団心理を疑いますし、常識にもあまり感化されないようにと思って生きてます。
国策的には、相続税での上場株式の評価額を、相続発生時の保有株式の評価額の7割にするような話しも出てるみたいです。
もしこの話しが決まれば、現金保有よりは換金が容易な上場株式に資金を流すことが相続税対策になりますから、そうなれば消費税増税までは株価は崩せない、政府の株価対策でもあると思います。
これから中国経済を中心に、世界が不都合な部分に蓋をしてることに、大きな変化が起こりそうな予感がしますが、他力よりは自分をしっかりさせる事が一番の解決策です。
今後の流れを楽しめる自分でありたいです。