私は40代になってしまって思いますが、20代での投資経験があるかないかで、後々の資産構成にかなり影響があるように思います。
20代というのは収入はどうしても少ないですが、その分結婚してないと自由なお金は30代の方よりは作りやすいと思いますし、20代のうちにボーナス分だけとか、自分で決めた金額を作り出し、その中で株式投資など換金が比較的容易なものに触れておくことが、お金のコントロール能力を上げてくれるように思います。
日本の貯蓄構成上、２０代は旅行や遊びなど自由な生活に重点を置き、30代から50代は子育てに追われ、子供が大学などに行くと、なかなか貯蓄にまで手が回らないのが一般的な現状です。
子供が離れて60代になる頃に、扱いなれてない金額の退職金を頂き、退職金をもとに投資の世界に入っていき、今みたいに投資環境が良い時は良いでしょうが、不安定な相場でコントロールが利かなくなり、カモにされ資産を失う方も少なくないと思います。
こういう流れを考えると、20代のうちにお金の変化や、株式がどんな指標や流れで価値を評価されてるのかということを、自分の大事なお金を使って少しずつ知っておくと、そこで得られる失敗や成功という経験の免疫が、後々の人生設計の中でかなりのプラスになって帰ってくると思います。(但し信用取引はすすめません。）
若いときから、少ない資金でもそういう投資の経験を積み上げてると、退職金をいただいても、投資の良さも怖さも経験してますから、無理のない運用が出来るのではないでしょうか？
今の相場環境で投資することをすすめてるわけではないですが、若いうちにお金を働かせる仕組みを勉強することは、プラスになるのではと思い書いてみました。
今後とも宜しくお願いします。