自分を会社として捉えると…

2015.11.26 ビジネス

先日の話しの続きになりますが、やる気のない中、奨学金を借りて大学に行くくらいなら…というお話しをしてましたが、自分を会社として考えれば少しわかりやすいと思います。
自分が会社なら、限りある予算をどこに割り振るか?
大人になるまでは、家庭レベルで得られる教育水準にどうしても格差はありますが、自分を会社に例えると義務教育を受けれる中学までは補助金をもらっているような状態と思って問題ないと思います。
ここで言う義務教育は中学生までですが、高校になると義務教育は無くなりますから、もし高校までいく場合,親から費用を出してもらうか、奨学金を受けて高校進学するのが殆どですね。
高校に行くことを費用対効果で考えますと、自分を会社として考えると、私個人的には就職で中卒と比較した場合の、就職の間口の広さや社会の評価を考えたら十分費用対効果は満たしてるのではないかと思います。
奨学金を受けたとしても、バイトなどをしていきお金の管理さえ出来ていれば、負債の額も真面目に取り組めば十分取り返せるのではないでしょうか?
そして高校卒業して、大学に行くか就職するか?
この選択を自分を会社として考えると、明確なやりたい事や学びたい目的があれば、両親からか又は奨学金という大きな負債を覚悟で予算を投入しますが、漠然と行ける大学に行くとしたら、会社に例えるととても有り得ない予算投入です。
間違って目的無く漠然と私立などの大学にいってしまえば、大学4年間の投資額と時間を同時に失うこととなります。
もしこれが奨学金なら、この莫大な負債を抱えて、会社でいう債務超過から社会に出て行くのは、私から見ると凄く不利な戦いだなと思います。 (この損失は、仕組み的に意外と実感しにくいです。)
日本ではお金の勉強は、タブーというか一般的に嫌われますが、生きていく中で何度となく大きな選択があり、先ほどお話した進学だけではなく、結婚からのマイホームなども大きな選択です。
皆さん、会社の昇給を多少たりとも想定して、マイホームなどの返済シュミレーションを想定されてますが、そこに愛があればそれはまだ希望的観測で良いと思いますが、マイホームを買うときには想定しない、約3分の1の確率で起こってるもう一つのかなり大きなリスクは想定してないみたいです。
もしパートナーと相思相愛で無いのなら、マイホームは見送った方が良いリスク…
そうです、購入するときには絶対パートナーに相談できないリスク、離婚に対するリスクです。
アパートなど投資用物件なら賃貸用で活用可能でしょうが、マイホームは賃貸用としては投資金額が大きすぎて、新築で購入した家には、賃貸用と違って購入者の想いがオーダーメイドで組み込まれ、価格がかなり上乗せされてますので、利回り商品としては非常に効率が悪いです。
共同で賃貸で不動産運営しようにも関係自体が破綻してますし、なので殆どは売却の流れになると思いますが、新築からの購入からの売却ならほぼ間違いなく多額の売却損が発生します。
決してマイホームを否定しているわけではありませんが、マイホームを購入するなら相思相愛が絶対条件ではないでしょうか?
パートナはしっかり大事にしないとですね♪
これ以外にも老後に向かっていろんな選択がありますが、ひどい毒舌吐きながらも私もまだまだ未熟者ですので、もっと自分に言い聞かせないとですね(^^ゞ