常識や慣習を逆手に取る

2016.10.20 ビジネス

常々思っている事の中に、常識や慣習という、何も疑うことも無く当たり前になってる常識といわれる事。

 

 

 

日常生活でも、冠婚葬祭などでおもてなしをする際、ちょっと前までは不幸があった際、業者さまの言われるがままに対応されたりがほとんどだと思います。

 

 

 

余裕が無い中、常識と言われればそれに従い、高額な費用がかかってもなかなか削りにくい費用であったりするもので、今でこそ比較的お安くお葬式や家族葬など出来てきましたが、少し前までは業者様の言われるがままだったのでは無いでしょうか?

 

 

 

そんな既得権益を得ている企業としては、なるべく慣習や常識を守っていただきたく、その中に利益の源泉があり、それは企業の常識であり、他社や社会的にも変えて欲しくない仕組みなのです。

 

 

 

農協や理容業界などみたいに、昔からある業界には、だいたい組合や協会とかいう、名称の組織があると思います。

 

 

 

表向きは業界の発展や、地域や皆様の為にという、キャッチコピーを振りかざし、皆様の為に貢献していることでしょう。

 

 

 

しかし、そういう常識や慣習が強い業界というのは、既得権益企業の団結力も強く、業界のルールを壊すような新規参入に対して、かなりの抵抗力をぶつけてくるとも多いと思います。

 

 

 

理容業界でも、組合と新しい勢力では考え方に違いが有り、組合は理容師の方の安定した生活を営めるように、定休日や価格など業界でのルールを作り、どの店舗に行ってもお客様に安心してサービスを受けれるようなルール作りをされているのだと思います。

 

 

 

新しい勢力は、究極の場合、コストがかかる洗面台を設けず、価格を格安の1000円カットにし、休みの曜日なども設けず、安さやコンパクトさを望むユーザーを惹きつけ、組合とは一線を引き、お客様を奪う為に必死です。

 

 

 

しかし新たな起業人たちにとって、既得権益を得ている個人や会社から、お客を奪わないと会社の存続も成長も出来ないのです。

 

 

 

それによって、私たちの選択肢は広がって良い事なんですけどね♪

 

 

 

他にも、既得権益を守りたい会社には、守りたい利益の為の自分たちの都合があり、新たに起業される個人や会社には、既得権益に対する疑問や新たなアイデアがあると思います。(というか出来上がってる業界なら特に、新しいアイデアをないと起業は難しいと思います。)

 

 

なんとか今までの常識から、今までの非常識というか新たな常識を作りだし、お客様の支持を得ることが、新たな起業を成功させビジネスを成長させるのだと思います。

 

 

 

もし起業を考えられていて、常識の中でしかアイデアが浮かばない場合、ちょっとだけ、起業されたい業界の常識と言われる部分を違う側面から見てみたり研究し、切り崩しのアイデアを見つけてみてからでも良いかもですね♪

 

 

 

そして頑張って成功した暁には、既得権益側になりルールを作る側に回ってるかもですが(笑)

 

 

 

出来るだけ守りに入らず、常識に固定化されず、新しい探究心は持っておきたいものですね(^.^)